「染毛と薄毛」白髪染めをすると薄毛になるの?

日本人男性の薄毛は、思春期以降に徐々に進行し、30才前後に顕著になるのが一般的です。そして、40歳代以降には生え際が後退して頭頂部までの髪の毛が全てなくなる段階に到達することになります。これは、男性ホルモンの一種テストステロンが変化したDHTという物質の作用により、髪の毛の成長期が短縮されることが原因です。発症には遺伝が関与しており、特に母方から受け継ぐ男性ホルモン受容体遺伝子の遺伝的多型が決め手となると考えられています。

これに対して、髪の毛が白くなる白髪は、30歳代後半からと薄毛よりも遅めで、色素細胞の活動が低下するに伴い増加します。こちらも遺伝が関係していると考えられていますが、基本的には老化現象の一種で、白髪になりにくいという人はいても、ならないという人は存在しません。

なお、薄毛と白髪のどちらが嫌かなどと言われるように、薄毛で白髪という人はそれほど多くはありません。これは、薄毛の方が発症する年齢が早いので、白髪になる頃には既に進行してしまっているためです。このために、薄毛になったからと言って白髪にならないというわけではありません。

一方、50才を超えて髪の毛の本数を保っている白髪の人は、男性ホルモン受容体遺伝子の遺伝的多型を受け継いでいない可能性が高いので、白髪が薄毛になりにくいということは一定程度の事実を含んでいます。ただし、これは自然な状態のままで過ごしていた場合に限る話で、白髪染めをすると状況は変わってきます。

これは、白髪染めなどの染毛で使用する薬剤には、頭皮を乾燥させる作用があるからです。これにより、紫外線などの外部からのダメージに弱くなり、頭皮環境が悪化するので、薄毛になる危険があります。

 

サイトマップ

アンチエイジングに効果的なコスメ